今回は、やけど(熱傷)の症状についてお話しいたします。

原因としては、熱い湯が皮膚にこぼれた、料理の際熱い鍋に皮膚が当たった、使用中のストーブやヒーターに誤って皮膚が触れた等のことが多いです。その際問題となるのは、皮膚に触れた熱がどのくらい深いところに浸透したかということです。深さがどの程度なのかは皮膚の状態で判断が可能です。赤み(発赤)だけの病変は比較的浅く、それに腫れ(浮腫)・水ぶくれ(水泡)・ただれ(びらん)が加わると深くなってきた状態、さらにただれが深くなってきた(潰瘍)・皮膚の表面が白色や黄色、もしくは黒くて厚いかさぶたがついてきた(壊死)ではかなり深いということになります。

やけどの特徴として、はじめは病変が浅くても時間とともに深く進行してくることがありますので、受傷後5日~1週間程度の皮膚病変の観察(通院)が必要と考えます。そのため自己判断で対処せず、できるだけ早めに受診されることをお勧めいたします。

次回は、やけどをした際の対処法やそれぞれの深さについての治療法についてお話しいたします。⇒その②に続く。